僕がアフィリエイトを始めたばかりの頃、
他人のサイトで「あ、これアフィリだな」って思うと、
そのリンクを踏まないようにしていました。
なんでかわからないんだけど、
その人が儲かる=自分が儲からない、みたいに考えていたのかもしれません。
もし、僕がビジネスというものを知っていたなら、
これがいかに無駄なことかは瞬時にわかったと思います。
もし、あなたがこの違和感に気づかなかったら、
これから書くことが参考になるかもしれません。
誰かが稼ぐことと、あなたが稼ぐことは別
おそらく、素人の発想だと、
「iPhoneが売れるようになるとAndroidが売れなくなる」とか
「ラーメン屋の横にラーメン屋を出店すると客の取り合いになる」とか
そういう風に考えると思います。
でもこれは、視野を狭くした考え方で、
もう少し広い目で見ると変わってきます。
iPhoneが売れることで、モバイル端末の需要がもっと高まり、
世の中がモバイル端末ともっと癒着するようになれば、
もっともっと多くの人が端末を欲するようになります。
※もちろんある程度で飽和するとは思いますが。
もし、今より10倍の人が「モバイルできる端末が必要」って事に気づいたら、
市場の規模が10倍になるわけです。
その10倍の人たちが全員iPhoneを買うわけじゃないですから、
必然的にAndroidも売れるようになるわけです。
ラーメン屋の件も同じ。
ラーメン屋が2件並ぶことで、何人かの人は「どっちが美味しい」「どっちが安い」と議論を繰り広げるかもしれません。
その結果、「美味しい方」に行く人、「安い方」に行く人が増える事は想像に易いと思います。
でも、それだけではなく、近所の人々の頭の中で
「あそこにラーメン屋さんあったよね」
という認識が強くつくようになるんです。
これが3軒4軒と続けば、県外の人たちすら集まる「ラーメン街道」に成長する可能性があります。
そうなれば市場が「町内」から「市内」、「県内」「全国」と広がっていくことも考えられ、単純に来客数がアップするわけです。
アフィリエイトもこれと同じで、
「正しくアフィリエイトをしている人」が増え、
その人たちがきちんと利益を出していけることによって、「ビジネス」との認識が広まれば、
もっと多くの企業が広告出稿を考えてくれるかもしれない。
そして、怪しい物じゃないという事がわかれば、
アフィリエイトリンクをクリックして物を買うことに抵抗がなくなる人が増えるかもしれないわけです。
※今はまだまだWEB通販ですら疑っている人が多い時代です。
なので、もし仮に、あなたがリンクを踏むことによってそのサイトの管理者が稼げるような状況でも、
それはゆくゆくはあなたに返ってくることなのだということを意識した方がいいと思います。
その上で、他人の技術を盗むいいチャンス
そういった事を理解した上で、
他人のアフィリエイトリンクを踏むことは、自分の成長のチャンスです。
成功への近道は成功者の真似をすることだ、っていうのは
今ではいろんな人が言っています。
僕も少なからずそう思っています。
真似っていうのは、コピーするということではなくて、
自分なりに解釈して、落とし込んでいくこと。
仮にも自分が「クリックしてみたい」と思うアフィリリンクは、
他の人もそう思うってことですからね。
先方のアフィリエイターさん的にもクリック数が1つ上がったぐらいじゃ
データ解析にすら影響しないので特に迷惑もかかりません。
※クリック課金型の広告を「無駄に」クリックするのは、広告主に迷惑がかかる行為なのでNGです。