アフィリエイトを始めたばかりだと、
どうしてもコンテンツよりも先に広告を貼る方に頭が行ってしまいがちです。
でも残念ながら、闇雲に広告を貼っても絶対に稼げません。
なぜでしょうか。
出来る営業マンの話を例に説明します。
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闇雲に広告を貼っても売れない理由
出来る営業マンはいきなりクロージングしない
クロージングという言葉を知っていますか?
営業マンなら必ず知っているそうですが、僕は営業をしたことがないのでアフィリエイトをするまで知りませんでした。
要するに、商品を「購入させること」が、クロージングです。
その契約をクローズさせるわけです。
世の中の”出来ない営業マン”は、契約が欲しくて欲しくて仕方ないせいか、余裕がなく、
すぐにクローズさせようとしてきます。
なんだったら、会話の入口からいきなり商品の値段の話をしてきたりするんです。
でもこれ、基本的には売れない。
そもそも相手の悩みすら聞いてない状態で、自分が「売りたい売りたい」ばっかりでは売れるはずがないんです。
そんな営業マンを何人か相手にしたあとで、とある営業のコンサルタントのお話を聞く機会がありました。
彼曰く「先に相手を喜ばせる」ことが出来る営業のポイントとのことで、
与えて与えて、与え切ったところで商品を買ってもらえるというような内容でした。
売れないヤツは順番が逆
その話を聞いたときに、確かにそうだよなと思いました。
飲食店とかでもそうですが、美味しい料理を提供してもらって、素晴らしい接客を受けたからこそ、
喜んでお金を払いたいと思うわけです。
政治家が、まず自分たちの給与すら下げずに税金を上げるから不満の声があがるんです。
売れない営業マンは、相手を喜ばせるより先に、自分が嬉しい「商品を買ってもらうこと」を提案するから、相手にされないというわけ。
順番が逆なんです。
アフィリエイターの場合
これはアフィリエイターにも同じことが言えると思いませんか?
「30代でプチリタイヤする方法」みたいなタイトルに釣られて入ってみたら、
「その方法が知りたかったらこの商材を買え」みたいなの。
こういうアフィリエイターは何も与えることなく、いきなりクロージングに走っているわけです。
それじゃあ買うわけがないんですよ。
記事の両サイドにべたべたと記事に関係ない広告を貼りまくっているのもそうです。
「いいこと教えてやる」っていうからついて行ったら、
そいつとグルのヤツがやってるお店に連れていかれて、いきなり「どれにするー?」って言われているような状況です。・・海外でよくありますw
人は信用できない人に対しては、特に財布の紐が硬くなる傾向にあります。
そして売り込まれると、とたんに買いたくなくなるものなんです。
悪い言い方をすれば、そこをうまく利用しなければ、買いたいものだったとしてもあなたからは買ってくれないということになります。