誰に、どんな切り口で、どんな商品を紹介するのか?が決まったら、
次は設計が必要です。
【関連】商品型アフィリエイトで重要な「新しい切り口」の探し方
設計は何も商品型アフィリエイトに限らず、クリック型広告を貼るサイトでも同じ。
闇雲に記事を書いていくのではなく、ゴールに向けて記事を書いて行く為に設計をします。
ゼネコンやIT業界も、いきなり建物を建てたり、プログラムを組んだりするわけじゃありません。
必ず設計があって、その設計に沿って作っていくわけです。
※もちろん途中で仕様変更が入る事もあります。
では、アフィリエイトサイトの設計はどうやるのか?
僕なりの方法で説明します。
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アフィリエイトサイトの設計のやり方
とはいえ、特に難しいことはしません。
要は「一冊の本を作り上げる」という事を念頭においておけば問題ないと思います。
アフィリエイトサイトはウェブサイトですから、
訪れる人の目的は記事を読んで情報を得ること。
これはなんとなく本と作りが似ています。
タイトルから入り、欲しかった情報を得て出ていく
本を読むときって、僕らはたいてい”その本のタイトル”だったり”その本の目次や概要”をみて
「読んでみよう」って決めますよね。
で、たとえば「1日で100万円稼ぐ方法!」というタイトルの本があったら、
どんな方法が書いてあるのか?と期待して読み進めるわけです。
本の場合はその答えの書く場所が2種類あります。
1つは最初に書いておいて、あとでその情報に真実味を持たせるべく補足していくもの。
もう1つは最後にその答えがあり、そこへ向けて読み手の知識を肉付けしていくもの、です。
いずれにせよ、”ページや章が単独で存在する”ということはなく、
全てがその「答え」に繋がるように出来ています。
アフィリエイトサイトも同じように作ればOK。
タイトル(ウェブサイトの名前)に釣られてきた人が、
そこから期待できる答え(アフィリエイトリンク)を得て巣立っていく。
その為にはきちんと道筋を立ててあげる。
それだけのことです。
ウェブが本より有利な理由
そしてアフィリエイトサイトはウェブですから、本よりも若干有利な点があります。
それは、「章のタイトルに釣られて入ってくる人がいる」ということ。
通常の書籍であれば、ページ途中の見出しが気になったから読んでみよう・・ということは起こりえません。
なぜならそれは読み進めなければ出てこないものだからです。
その点ウェブサイトの場合は、各ページのタイトルごとに、検索エンジンでひっかかる可能性があります。
そこから「この本、役に立ちそうだぞ」と読んで貰えることもあるというわけ。
というわけで、各記事からきちんとゴールである記事に繋がるようなサイトを作れるよう設計をすればいいんです。
具体的な方法
具体的には、例えばニキビ予防のクリームを紹介したいと思った時に、ゴールはそのクリームがオススメであるという内容の記事だったとします。
そのクリームをオススメしたいターゲットユーザーが、どんな悩みで検索するのかを考えると、それが「入口」になるわけです。
入口は複数あるかもしれません。
例えば「なぜ甘いものを食べ過ぎるとニキビができるのか?」というタイトルのページがあったとします。
ここに辿りつくユーザーが期待する答えは「その理由は○○」と言う物。
もしくは「食べ過ぎてもニキビが出来ないスイーツ」とか、「食べ過ぎた時にニキビを予防できる方法」かもしれません。
あらゆるパターンから「ニキビが出来る原因」を理解させてはじめて、
「このクリームを使うと、その原因から防げるのでオススメです」という記事に持っていけるようになるわけです。
この入口からゴールまでの道筋を考えることが出来れば、それが設計なんです。
あとは設計通りに記事を書いて行けばOK。
設計をしないと失敗する理由
僕は最初の頃、まったく設計をしないで「思いついた記事を次々書く」というスタイルでやってました。
そうすると、記事数はすぐに100記事ぐらい溜まるので、
そこそこアクセスは来るようになるんですが、全然売れないわけです。
売れないどころか、せっかく来てくれた人が1記事だけ読んで帰っちゃうなんて事がザラでした。
なぜそうなってしまうかというと、
記事一つ一つが浮島のように海に浮かんでいる状態のようなものだからです。
人は陸続きじゃなければなかなか隣の島へ渡ろうとは思いませんよね。
※ボートがあれば別ですけど。
もしかしたら隣の島にはお宝(ユーザーにとってもっと有益な情報)があったかもしれないのに、
行き方がわからない・橋がかかってないから、そこに気づけない。
設計は読み手をリードして上げる為にも絶対的に必要な事というわけです。