広告が決まったら、その広告を売る為の知識をインプットします。
稼げるアフィリエイトサイトのノウハウをインプットするのは少なくて十分ですが、
あなたがこれから売ろうと思っている商品についての知識は知り過ぎるに越したことがありません。
なぜなら、あなたはその広告に対してのプロにならなければならないからです。
場合によっては1週間~10日はインプットに使う事になるかもしれません。
情報のインプット
例えばあなたが売りたい商品がダイエットグッズだったとしたら、
あなたはそれを求める人が知りたい情報から、その人が潜在的に欲していることまでを考えなければなりません。
そのうえで「あなたが欲しいのって、これですよね?」って提示してあげることで売れるようになります。
その為には、そのものについての専門家にならなければダメなんです。
「痩せる為には運動して食べなければいいんだろ」
なんて知識じゃ、誰だって知ってるわけです。
でもその奥にある筋肉の知識とか、酵素の働きについてだとか、
関連する項目を調べていくことで、情報に信憑性が出てきます。
例えば、
「このサプリを毎日飲めば絶対痩せるから」って言われるのと
「このサプリに含まれている酵素が体の代謝を上げて、普段通り生活しているだけで効率的に痩せられるとの報告が医師からあげられている」って言われるのだったら、
後者の方がなんとなく信用できます。
あなたは、あなたから商品を買ってくれる人よりは専門家でなければならないんです。
本は図書館に行けばそこそこの物がありますが、
すぐに手元で開ける状態にしてあるのがベストなので、専門書を数冊買いこんでおくのがいいです。
調べた情報を元に設計をする
情報のインプットが一段落したら、ユーザーの道筋を作ってあげる為の設計をします。
建物だって設計しなかったら正しくは建ちません。
それと同じで、ウェブサイトも設計が必要なんです。
具体的には、誰がどんな経緯でサイトに訪れて、
どんなページを経由して、どんな気持ちで広告をクリックしてくれるのかをまとめることです。
誰がどんな経緯でサイトに来るのか
例えばサイトに来る人は「検索してくる」のか、「他のサイトからのリンクでくる」のか。
検索するのであれば、どんな情報を欲して、何ていうキーワードで検索して、
何が理由であなたのサイトを見ようと思うのか。
検索する人には、その人の想いがあるわけです。
それは悩みなのか、暇つぶしなのか、詳しい情報が知りたいのか、
いずれにしろ検索しないと解決しないことです。
その人がいったいどんな人なのか?を思い浮かべたら
なんで検索したのかも見えてきますよね。
その人が検索した事に対して、
あなた以外の誰よりも、あなたのサイトが魅力的に映れば訪問して貰えます。
どんなページを経由するのか
運よくあなたのサイトにたどりついた人は、
そのページを読んで、次に何をすればいいのか。
その導線はどうなっているか。
話が脱線しますが、フレンチのお店にはコースってありますよね。
初めて行ったお店ではコースをオーダーするのが失敗が少ないんです。
なぜかと言うと、ア・ラ・カルトだと、何を選ぶのかも客任せですから、
そのお店が本当に食べて欲しい、自慢の料理を楽しめない可能性があるからです。
コース料理にはそのお店がオススメの料理が盛られているはずですから、基本的に外れないんです。
※もちろんそのお店が消費したい食材である可能性もあります。
たまに「当店のオススメは鉄火丼、ペペロンチーノ、天津飯です」みたいな、
「えー、どれ食べたらいいのよ・・・」ってお店さんもありますよね。
ユーザー(特に初めて訪問する客)には、ある程度の不自由があった方が
満足度が高いという例です。
話を戻すと、アフィリエイトサイトも同じで、
サイドバーにテキトーにリンクを貼って、
「どのページを見るかはあなたにお任せしまーす」なんてやってたら、
せっかくのお客さんをみすみす帰すことになり兼ねないわけです。
だから、せっかく訪問してくれた人が、次にどこを見るのかを
魅力的かつ、明確にしておく必要があるんです。
どんな気持ちで広告をクリックするのか
そして、広告が貼ってあるページにたどりついたとき、
その広告をクリックしたくてしたくて仕方ない状態でクリックするのか、
それとも「なんとなく」クリックするのかでも全然違うわけです。
あなたのサイトで、その広告が扱う商品の魅力が徹底的に紹介されていて、
ユーザーが「それを手に入れた時の自分がとても嬉しい状態になれる!」と思えば、
ワクワクして広告をクリックしますよね。
そうなったら、遷移先のサイトでもワクワクしながら記事を読んで、
結果的に嬉しい気持ちで買ってくれるわけです。
「顧客は買いたがっている」という話がある通りで、
欲しい商品を買うことって、実は”喜び”なんですよ。
ショッピングの喜びを知らない人は、美味しい料理の喜びを知らない人と同様で可哀想です。
だけどショッピングが苦痛な事もあって、
それは「押し売り」なんですね。
無理に買わされること。あれほど苦痛なことはないです。
NHKの契約とか、まさにそうですよね。
見てないのに支払えと言われる。めっちゃ苦痛。
そんな商品は、アフィリエイトでは絶対に売れないわけです。
広告のクリックすらしてもらえない。
話がまた脱線しました・・・。
まぁ、似たようなもので、
なんとなーく「流れでクリックした」ような場合はワクワクしてませんから、
「買いたい買いたい買いたいー!」って気持ちになってないんです。
そういう人は遷移先のページでそういう気持ちに変わってくれない限りは買ってくれません。
完全に運任せです。
そういう点から
「誰がどんな経緯でサイトに訪れて、
どんなページを経由して、
どんな気持ちで広告をクリックしてくれるのか」
これを設計し、サイトとして構築する必要があるんです。
設計にもそこそこ時間をかけることになると思います。