始める前にこんなことを読む人もいないかもしれませんが、
アフィリエイトの向き不向きについて僕の思うところを書いていきます。
※そもそもの前提条件として、「アフィリエイトって、楽に稼げるんでしょー」とか思ってる人は、向いていないどころの話じゃないです。
[参考]アフィリエイトって稼げるの?
アフィリエイトはギャンブルでもなんでもなく、「ビジネスである」ということの理解が必要。
ビジネス、つまり仕事だと考えた時、たとえば接客業が苦手な人が「苦手だからやらない」という選択肢もあれば、「苦手を克服して成功してやる」という選択肢もあると思います。
向き不向きは、まさにこの「苦手」かどうかが大きな部分を占めるかもしれません。
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向いている人
アフィリエイトに向いている(と僕が思う)人は以下のとおり。
- 営業職の人
- マーケティング職の人
- 社長
- なんらかの悩みがある人
- 小さいことにくよくよしない人
粒度がちょっと怪しい感じになってしまいましたがw、こんな感じです。
営業職の人
アフィリエイトって完全なる「マッチングビジネス」だと思うんです。
欲している人を見つけて(欲している人に見つけてもらって)、
商品を紹介して、気に入って貰ったら買ってもらう。
これって営業職の人には完全に適している仕事なんじゃないかと思うんですよ。
どちらかというと訪問営業とか飛び込みをガンガンできるパワー型の営業マンじゃなくて、
ちゃんとお客さんの得を考えた上で、自分が利益を取っていける、
そんなタイプの営業マンにはアフィリエイトってピッタリなんじゃないかなーって。
でも「外に出る」と言う事が基本的にないので、
そういうところをネックに感じる人には難しいかもしれません。
マーケティング職の人
アフィリエイトは結局はWEBマーケティングの上に成り立っているビジネスなわけですから、
マーケティング職の人も強いだろうなぁと思います。
ただし、営業カラーが全くないマーケ職の人は若干きついのかも。
おそらくはマーケ+営業を兼ね備えられる才能の持ち主こそがアフィリエイト向きと言えそうです。
社長
社長さんって営業上がりの人、マーケティング上がりの人、経理上がりの人が多いと思うんです。
だから上記と併せても社長はやっぱりアフィリエイトも強いよなーと。
さらにはアフィリエイトってどうしても「働いた分だけ報酬が出る」というわけではないから、
無収入の時間があるんです。
雇われの立場だと、例え営業職だったとしても「働いた時間=お金」みたいな給与体系だったりするじゃないですか。
でもアフィリエイトは少なくとも最初の3か月~6か月は無報酬で仕事をし続けなければならない(と、僕は思ってます)。
これは自分の資産を構築する為の時間・・・飲食店でいうところの「仕込み」時間に該当するので、
誰もあなたにお金を払ってくれない時間ということです。
(飲食店で仕込みしているスタッフはお金貰ってますけど、その時に飲食店の社長はお金貰ってないですからね)
売り上げをあげて、初めて報酬です。
その「給与が貰えない時間」の存在を理解できるか、
その時間を耐え抜けるかっていうのを考えたら、社長さんなら強いんじゃないかなと。
まーあと単純に社長さんは稼ぐと言う事や商売の本質をわかっている人が多いというのも向いているんじゃないかと思う所以です。
なんらかの悩みがある人
いきなり職種じゃなくて、なんていうか心のお話になってしまいました。
なんでもいいので、なんらかの悩みを持っている人は強いですね。
ほぼマーケティングと同じことなんですが、
商売するということは「誰かの悩みに共感して、その解決策を提示してあげること」というのが鉄則の一つ。
自分が何かに強烈に悩んでいる人であれば、
同じ悩みを持つ人へ適切な商品を薦めてあげる事ができます。
なんだったら違う商品でも違うジャンルでも「悩みの解決方法」には近しいものがあるので、
やっぱり悩みを持った人は強いだろうなと。
逆に悩みが全くといってよいほど無い人は、他人の悩みに共感しづらいと思うので
なかなかきついのではないでしょうか。
くよくよしない人
アフィリエイトを始めても、たぶん一発目でうまくいくなんてことはありえません。
よっぽどセンスがある人なら別ですけど。
そういった時に「ダメだった。。。」と落ち込んでしまう人や、
そこでやめてしまう人には、そもそも成功は待っていません。
失敗なんてあたりまえのようにある!と考えて、
その失敗の原因を知り、次のトライに繋げていけるかどうかがカギになります。
向いていない人
じゃあ逆に向いてない人は??
向いていないというよりは、
「向いてないんじゃないかなーと思われる要素がある人」って感じです。
職人・アーティスト
何かの作業を黙々と続けられるというのは強みにはなりますが、
アフィリエイトの本質は「役に立ってお金を貰うこと」です。
綺麗なウェブサイトを作ることや、
小説のような記事を書きあげることではないという事を理解しておかなければなりません。
職人気質の人は、細部にこだわるあまり、
時間や手間をかけなければならない作業以外の部分に時間をかけて自分の作品を完成させようとしてしまいがち。
僕が若干これです。
あなたのターゲットユーザーは、あなたの作品であるウェブサイトや記事が「優れているかどうか」には全く興味がありません。
そのサイトから得られる情報や、そこで紹介されている商品が自分にとって役に立つのかどうか。
その情報や、その商品によって自分がどれだけ得できるか。
または自分の悩みはそこで解決できるのか。
そういったことにしか興味がないんです。
公的な仕事に就いている人
若干偏見があるかとは思いますが、誤解を恐れずに書きます。
学校の先生とか市役所にお勤めの方とか、
いわゆる「商売をしていなくて生計が立っている方」は、向かないかもしれません。
立派なお仕事であるとは思いますが、
そもそものお金の出どころというか、お金が生み出される原因になる部分が商売とは違います。
雇われではなく、”お金を稼ぐ”という意味の本質を知るのが難しいかもしれません。
「自分には特別なセンスが備わっている」と思っている人
仕事は少なからずセンスが関わっているのは認めます。
が、根拠のないセンスは基本的に求められていません。
たとえば、僕は本気で30手前ぐらいまで「プロのミュージシャン」になれると思っていました。
自分で曲を書いていて、
「何かのキッカケがあればこの曲が世の中に出て、そうしたら
『演奏は下手だけど、なんかいい』って思って貰えて、売れるんじゃないだろうか」
みたいな妄想をしていました。
いいですか。30手前までですよ?
自分には特別なセンスが備わっていて、
努力せずとも”素敵で世の中に受け入れられるような曲”が書けると思い込んでいたんです。
今なら断言できますが、学習も練習も努力もしなかった人が成功することはありえません。
(学習・練習・努力をすれば成功すると言ってるわけじゃないです)
たとえば、「ピカソの絵が何故高額で売れるのか?」というのを考えたことはありますか?
正直いって、みなさんもはじめてピカソの絵を見たときに驚愕したと思います。
そして彼のデッサンの中には「これ、赤ちゃんでも描けるでしょ」と思えるものがありましたよね?
じゃああなたが同じような絵を描いて画廊に持って行ったとしたらどうでしょう。
おそらく買ってくれません。
その理由はとっても簡単です。
なんだかわかりますか?
その理由は、「パブロ・ピカソが描いていないから」です。
ピカソと同じようなセンスの絵が描けたとしても、
そんなあなたに誰も興味がないというのが答えなんです。
ピカソは自身の絵が、たとえ赤ちゃんが描いたようなデッサンだったとしても、
それを「欲しい」と思わせる位置まで自身の価値を高めることに成功した、ということに他なりません。
つまり、画家として成功するには絵のセンスがどうという話ではないということです。
これがアフィリエイトにも同じことが言えるのではないかと思います。
自分が常に見られていると思っている人
僕は一時期、「自分は常にみんなの注目の的である」と思っていました。
というのも、子供の頃からまわりに友達がいなかったことがなかったし、
両親もよくかまってくれたし、弟もよく慕ってくれたし・・・
みたいな経験がそう勘違いさせたんでしょう。
そのまま大人になり、ツイッターが流行り出した頃に、
「自分が呟いた発言が全然リツイートされない。」
「誰も絡んできてくれない。」
みたいな状況を目の当たりにして、気づいたんです。
「あ、誰も僕の事はみてないんだ」ということに。(遅い)
人は少なからず、自分にとって特別関わりがある人でない限りは、
自分に有益な人としか絡まないと思っておいた方がいいです。
そもそも自分がそこまで他人を見ていないですしね。
ということは、あなたが書いた記事も例外ではなく、
読む人にとって有益でなければ見る価値はありません。
誰でも書けるようなことを書いてたって売れるわけがないです。
自分は信用されていると思っている人
じつはアフィリエイトをやる上で一番重要ともいえる「信用」。
なんとなく「自分は誠実に生きてきた人間だし、信用されるのではないか」と思っているのなら、あまあまです。
基本的には友達や家族・親族以外は、あなたの言う事なんて一つも信じていないと思ってください。
なぜなら、みんなはあなたが実際にどんな人なのかなんてわからないからです。
場合によっては僕らのことを騙す相手かもしれません。
僕はこのサイトで誰かを騙そうとは絶対に思いませんが、
中には平気で人を騙してお金を得ているような人がいるということを忘れてはいけません。
だから、みんな、インターネット上ではそこそこ警戒しているんです。
少なくとも僕は、基本的にネットで見つけた”無料の情報”の類はほとんど信用していません。
無料のオファーがあれば、必ずその裏には高額な案件が控えていると思った方がいいです。
※なぜその人がお金や手間をかけてまであなたに無料の情報を与えたいのか?を考えたらわかると思います。
僕がそういう情報を信用していないのだから逆も然りで、
僕のサイトを見に来た人も基本的には僕の事は信用していないわけです。
それをいかに信用してもらうようにするかが成功のカギと言えますね。
自分は向いていないと落ち込む必要はない
ここまで読んで、この記事を少しだけ信用してくれた方の中には
「自分には向いていないのかも・・・」
と思う方がいるかもしれません。
でも、僕は落ち込む必要はないと思っています。
なぜなら、全部ダメダメだった(向いてなかった)僕ですら、多少は稼ぎをあげているわけですから。
向いてないからって出来ないということはありません。
まれに「私にもアフィリエイトは出来ますか?」という人がいますが、
他の人間が成功出来ているたいていのことは、努力次第でできるものです。
※さすがにプロ野球選手になる、とかは難しそうですが・・・。
要は「向いていないかも」と思う項目があれば、
それを「向いている」方向に変えてやればいいだけ。
・・・ま、それが難しいんですけどね。
僕は今、必死で職人から抜け出すことや自分の心持ちを変えることを頑張っています。
向き不向きを把握して、正しい方向に努力していけるようにしたいものです。