アフィリエイターは来訪者にとってプロでなければ売れない

僕は、アフィリエイターは来訪者に対してプロでなければいけないと思っています。
というのも、「お店の店員さんが、自分より知識がない人だった時」のことを思い出すからです。

こんな経験はありませんか？

携帯電話（スマホ）の機種変しに行こうとしたら、店員さんが何か適当な事を言って商品を勧めてきた。
疑問になることがあったから尋ねたら、検討違いな答えが返ってきた。
なんとなくその店員さんから買うのは不安だから、「また来ます」と外した。

僕は、あります。何度も。

洋服屋さんとか本屋さんは、そこそこに自分よりプロなんで任せられる部分があるんですけどね。

で、僕の場合はそれでも根掘り葉掘り聞いて、店員さんがどこかに問い合わせたりして、
一緒に成長してそこで買う、みたいな事が多いんですがｗ

アフィリエイトの場合、そういうわけにもいかないですよね。

アフィリエイトは、あなたが紹介している商品について
多少なりとも興味がある人がサイトに訪問してくるわけです。

中にはその商品が欲しくて、どんなものなのかを知りたくて検索してきた人もいるでしょうし、
その商品の事など全く知らず、悩みのキーワードでたどりついた人もいると思います。

どちらのユーザーも同じその商品を心の底では欲してるわけじゃないですか。
その時にその商品の知識が、ユーザーより低いサイトだったらどうでしょうか。

僕だったら違うサイトを見ようと思っちゃいます。

つまり、ユーザーの悩みに先回りして答えられるようなサイトでなければならないんです。

同時に成長なんてありえません。

プロだから売れるというわけではない

だからといって、勘違いしてしまうのは「知識量が多いプロになれば売れる」と思ってしまうこと。

アフィリエイターはあくまで「広告屋」ですから、
商品知識のマスター・職人である必要はないんです。

ユーザーが欲する情報についてはサッと答えられる必要がありますけど、
そればっかりじゃないんですね。

例えば僕がiPhoneを買いにケータイショップへ行ったとします。
iPhoneの性能がわからないから、店員さんに聞いたら、店員さんはスマホマスターだった！

結果、性能面や価格など「こっちの方がすごいですよ！」といってGALAXYを勧められた。

もし、そんなことがあったら、「わかってねーなー・・・」って思っちゃいます。

わかります？この感じｗ

僕が欲しいのはiPhoneであって、GALAXYではないということ。
店員さんはそこを見極めなければいけないってことです。

アフィリエイトって、自分のサイトに営業マンを一人立たせているような感覚だと思うんですよ。

営業マンって、決して売り込めばいいわけじゃなく、
時には押して、時には引いて、
お客さんが何を求めているのかをその言葉やしぐさの端々から理解して、
心地よく買い物をさせる人のことです。

お客さんが本当に欲しいと思うもの、
それは「みんなが欲しいと思っているもの」でもないし、
「性能が素晴らしいもの」でもない。

 

そう思ったら、自分のサイトが訪問者に対して、
「どういうプロであるべきなのか」をしっかり考えて、反映させていかなかったら、
そりゃ売れるわけがないんだと思います。

まとめ

ユーザーは、本当に必要なものを無理やり勧めて欲しいわけじゃないんです。
自分が欲しいかもしれない物を紹介してもらったり、欲しいと思っているものに共感してほしい。

そして、それをオススメしてほしいわけです。

そう思ったら、商品に対してプロでなければならないけれど、
同時にユーザーが欲していることに対してもいかにプロになれるか、
そこにかかっているんじゃないかと思います。