アフィリエイトと聞くと、どうしても「ウェブサイトを一個作って、そこからドカンと売れてウハウハ」みたいな印象が拭えません。
実際にそういうアフィリエイターもたくさんいると思うので否定はしません。
でも、先日アフィリエイトをやっている友人と飲んだ時のこと。
彼がこんなことを言っていました。
あれってすごい稼げた人しか書かないからね。
すごい!
当たり前のことなんだけど、その通りだと思いました。
つまり、世の中には数多のアフィリエイターがいて、チマチマ稼いでいるという現実があるわけですよ。僕も然り。
こういう人たちは「すごい稼げるよ」なんて書かないわけですよ。実際にそういう稼ぎ方はしていないし。
で、検索する方もする方で、「ドカンと稼げる方法」は検索するけれど「チマチマ小銭を得ていく方法」は検索しないだろうなと。
人間って、自分に都合のいい方向に耳が向くように出来ているそうですからね。
「アフィリエイトは一獲千金を当てられるんだ!」って思っている人なら尚更、アフィリエイトで当たる方法にしか興味がないわけです。
でも、1年以上アフィリエイトビジネスに足を突っ込んできた立場から言わせてもらえば、アフィリエイターの実に多くの人が「チマチマと稼ぐ」ということを積み重ねているのではないかと思います。
積み重ねて稼いでいくという方法
月に1万円稼ぐサイトを作るのって、簡単ではないです。
簡単ではないですが、できなくもないです。
なんだったら、その方法は今ここで書けますよ。実体験を元に。
あるジャンルとか商品に特化して、その物に対してとことんマニアックになって、その情報を毎日ブログにアップし続ける。
なんだったらSNSにも毎日流すようにする。
このブログに数万人のお客さん(常連さん)が付くようになれば、余裕で月1万円は稼げます。広告で。
問題は、その労力が並大抵じゃないわけですね。
「えっ、とことんマニアックにならなきゃダメなの?」
「毎日更新するの??」
みたいなところがネックなんです。
結局は、やったかやらないか
ここで「そんな面倒な方法、効率が悪い」と言ってしまう人はおそらく「効率がいい方法」を求め続けるがあまり、一生稼げないんじゃないかと思います。
結局は誰かが勧めるウンコみたいな情報でも「やってみよう!」ってやれる人が稼げるように成長していくわけですね。
赤ちゃんが立って、会話ができるようになるまでにはいくつものステップがあります。
これを「効率が悪い」つってすっ飛ばすことは出来ないんですよね。
それと同じで、いくら効率が悪くとも、効率が悪い方法ですら稼げていない人はやらなきゃダメなんですよ。
僕も新しいウェブサイトを作ろうってなるときにどうしても「これから資料を買ったり調べたりしなきゃいけないのか・・・」とか「ワードプレスの構築しなきゃいけないのか・・・」とネガティブな気持ちになって、「もっと簡単に稼げる方法あるんじゃないの」って考えになっちゃいがちです。
でも、アフィリエイトって結局はユーザーの役に立ってお金が貰える「仕事」なんだと考えたら、面倒なのが当たり前なんですよね。
だから、あとは「やった」か「やらない」かだけ。
やらなければお金にはならないし、やればやっただけお金になるチャンスがあるんだろうなと思います。
おわりに
僕は本当にフットワークが重いです。
とにかくやる前に一度頭で「これはターゲットは誰なんだろう」とか「競合にどうやって勝てるんだろう」とか考えちゃいます。
もちろんこういう戦略を考えるのは大切なこと。
でも、初心者のうちは「まだそこのラインに立っていない」という可能性があることも忘れてはいけません。
やってみて初めて見えることっていうのがやっぱりあるし、現にそういうことを明確に意識していないサイトでも収益があがっていたりするんです。
効率とか正解っていうのは、その先にようやく見えてくるようなものなんじゃないでしょうか。