アフィリエイトサイトの基本として、
「観てもらってこそ正義」という事はあると思います。
つまり、どんなアフィリエイトサイトだったとしても、
ユーザーが観に来ないようなサイトだったら存在意義がないということ。
なぜだかわかりますか?
そして、ホワイトハットなペラサイトだと、
この「観て貰えないサイト」になりがちです。
例を挙げて説明していきます。
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テレビのステマはなぜ許されるのか?
ちょっとショッキングなタイトルをつけましたが、
僕はテレビ番組は基本的に「ステマ(ステルスマーケティング)」の賜物だと思っています。
なぜなら、アフィリエイトサイトと同じで「観て貰えない番組は存在意義がない」から。
観て貰えない番組・・いわゆる視聴率が低い番組だとスポンサーも降板したいですよね。
スポンサーに降りられたらテレビ番組なんてつくれません。
そう思うと、「観て貰える番組」を作るしかない。
「観て貰える番組」は必ずしも公序良俗に沿った物とは限りません。
時にはステマだったとしても、ユーザーが喜ぶ番組、そしてスポンサーが得する番組作りが必要だというわけです。
ホワイトハットでペラサイトを作るリアル
僕はアフィリエイトを始めたばかりの頃、
ある先輩アフィリエイターの教えにそってホワイトハットのペラサイトを量産していました。
同じテーマで合計20サイトぐらい作りましたが、
一番人が集まったサイトでも半年ぐらい寝かせて、PV数が月間200に満たないぐらいです。
(1日6~7回の閲覧)
圧倒的に少ないと思いませんか??
アフィリエイトで稼ぐために必要なのは、もちろんPVだけではありません。
ただ、PV数も稼げないような人がアフィリエイトで稼げないのもまたリアルです。
なぜなら、PV数が0で売れたという話は未だに聞いたことがないから。
1PVあたり1商品売れるスーパーサイトを作ったとしても、
やっぱりPV数が増えなければ意味がありません。
初心者は特にペラサイトのPV数を増やす方法なんて知りませんから、
結局「誰も見てくれないサイト」をたくさん作る事になり兼ねないんです。
だったら、初心者こそまずはPV数を稼げるウェブサイト作りが先決なんじゃないかと思いました。
ペラサイトでPV数をあげるには
ただし、何もペラサイトだからPV数が稼げないなんて言っているわけじゃありません。
やっちゃいけないのは「ビッグキーワードのペラサイト」を作る事です。
これ、Google的にもユーザーにしてみても、何の為に存在しているんだか微妙なところですよね。
具体例でいえば「アフィリエイトで稼ぐ方法」なんてタイトルでペラサイトを作っても、
「なぜそのサイトに行く必要があるのか?」がわからないということ。
アフィリエイトで稼ぐ方法についての見解は、いろんなサイトがすでに紹介していますし、
サイトのボリュームが大きく情報がたくさん載っているところと比べて、ペラである意味がタイトルから伝わらないからです。
だから、ミドル・スモールと呼ばれる「ロングテールキーワード」で作る必要があるんですね。
ペラの量産と分厚いサイトの違い
もしロングテールキーワードのペラサイトをたくさん作るのだとしたら、
それをまとめた1サイトを作ったら、そこそこ分厚いサイトになると思いませんか?
これをペラサイトでやる利点、分厚いサイトでやる利点は何でしょうか。
ペラサイトの利点は、各々が独立しているから、
どこかのサイトが飛んでしまっても他のサイトが生き残れる可能性があるということ。
分厚いサイトの利点は、サイトそのものがビッグキーワードで作られていても、
各々のページがロングテールで拾え、結果的にサイトを大きく育てられるということ。
逆を言えば、それぞれがデメリットでもあるということです。
ペラサイトは基本的に「育てる」ということが出来ない。
分厚いサイトは飛んだらおわり。
ということは、
ペラサイトはそのページ単体のパワーが強力であるとか、
タイトルキーワードがいかに魅力的か、などがポイントになってくるわけです。
初心者のうちからこういった「魅力的なキーワード」を狙っていける方はいいですが、
僕はなかなか難しいのではないかと思っています。
おわりに
「観て貰えるサイト」を作る為には、検索結果で上位に表示されることが基本です。
その為には、「どんなキーワードで検索されてもひっかかるロングテールなページをたくさん備えたサイト」を作るのか、「ユーザーが検索したキーワードに100%マッチするサイト」を作るのか、といった話になってきます。
もちろん得意な方でやればいいだけですし、
僕もまだまだどっちが正しいなんて言える立場にはいません。
・・そもそも正しい正しくないは「稼げたやり方がその人にとって正しい」わけですから、
他人がどうこういう話じゃないんですけどね。